博多はコンパクトで機能的な都市です。 そのため、自転車での移動がとても便利! 観光や街を巡るのにも自転車が大活躍します。 そこで博多の街を自転車で巡る時のおすすめスポットを私 Y氏が紹介していきます。


Y氏(山田孝之)プロフィール

12013年より福岡を中心とした九州内外の歴史トリビア、珍スポット、レトロ&シュールネタを紹介するブログ「Y氏は暇人( http://y-ta.net )」をスタート。福岡を中心とした九州内外の歴史トリビア、珍スポット、レトロ&シュールネタをほぼ毎日更新。趣味は古地図や古い集合写真など、古い紙もの集め。初の著書となる「知っているようで知らなかった福岡の身近な歴史(仮)」を海鳥社より刊行予定。


1.承天寺

▲ 承天寺は1241年に静岡出身の聖一国師が中国での修行から帰国して建てた寺です。 広大な敷地内には荘厳な建物が多く、見どころ満載です。 近年建てられた「博多千年門」は新たな博多名所になっています。 ▲ この承天寺はうどん発祥の地としても知られており、うどん発祥の碑も建てられています。 聖一国師は中国で様々な技術を習得しており、「水磨の図」という製粉の技術書を持ち帰りました。 この技術を人々に伝承して日本にうどんが広がっていったのだそうです。 住所:福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目29−9(→ グーグルマップで見る) 関連記事:うどん発祥の地から一番近いうどん屋は博多スタイル


2.東長寺

▲ 御供所町に日本一の木造大仏 福岡大仏を持つ東長寺があります。 東長寺は九州の真言宗九州教団の本山となっている寺院です。 創建はかなり古く806年に空海が唐での修行から帰ってから建立したものです。空海が創建した寺院としては日本で最初のものです。何気にスゴイです。 また、東長寺には福岡藩藩主の黒田家の菩提寺であるため、二代目藩主 黒田忠之の墓もあります。 ▲ 巨大な五重の塔もあります。 五階の屋根の上の伏鉢(鉢を伏せた形のもの)には空海が唐から持ってきたと言われるお釈迦様の骨が納められているのだとか。 また、木造坐像としては日本一の大きさの福岡大仏もあります。高さ10.8メートル、重さ30トンです。高さ10.8メートルは煩悩の数108つを表現しているそうです。 そして、大仏の台座内にある「地獄極楽めぐり」も見逃せません。 グロッキーな地獄絵図を見ながら進んでいくと、一切何も見えない真っ暗な空間があり、そこに設置されている仏の輪に触れると極楽に行けるというシステムです。 写真撮影が禁止のため写真はありませんが、これもぜひぜひ体験していただきたいものです。 住所:福岡県福岡市博多区御供所町2−4(→ グーグルマップで見る) 関連記事:日本一の木造大仏 福岡大仏がある東長寺 地獄めぐりもあるよ


3.博多ポートタワー

▲ 博多港にある博多ポートタワー。 外観が通天閣や別府タワーに似ていますが、これらは全て建築構造技術者である内藤多仲が設計を手がけたためです。 もともとこの場所は1964年に博多パラダイスというレジャー施設としてオープンしましたが入場者数が減ったことで閉鎖、現在ではこの博多ポートタワーのみが当時の面影を残しています。 ▲ 那珂川をまっすぐに見下ろす位置にありますので、博多の街と天神の街が一望できます。 入場料も無料ですので気軽に立ち寄れる穴場スポットです。 住所:福岡県福岡市博多区築港本町14−1(→ グーグルマップで見る) 関連記事:博多ポートタワーに登ってみました


4.石村萬盛堂

▲ 博多区の須崎町にある石村萬盛堂の本店。 マシュマロ菓子の「鶴の子」で有名ですが、この建物にも歴史があります。 ▲ 萬盛堂は興行師である川上音二郎の対馬小路の家の一角を借りて創業しています。 現在の場所に移ったのは大正時代で、建物は大正14年(1924年)に建てられたそうです。 この建物は福岡大空襲の際にも火災にあわず無事だったのだとか。 かつての博多の町の雰囲気を残す貴重な建物です。 住所:福岡県福岡市博多区須崎町2−1(→ グーグルマップで見る) 関連記事:須崎町にある石村萬盛堂本店の建物


5.川端商店街

DSC04805 ▲ 川端商店街は博多で最も古い商店街であると言われています。 地方の商店街が次々と閉鎖していく中で、今でもにぎわいを見せています。 昔ならではの商店が多く、ここでしか手に入らない博多の品々は見ているだけで楽しいです。 IMG 5852 ▲ 川端商店街のちょうど真ん中あたりにある「川端ぜんざい」は日本一甘いと言われています。 IMG 5880 ▲ 餅が2つはいった濃厚なぜんざいはここでしか食べることができません。 店内には常時山笠が展示されていますので山笠を鑑賞しながら贅沢な時間を過ごせます。 住所:福岡県福岡市博多区上川端町10−254(→ グーグルマップで見る) 関連記事:川端ぜんざい広場でぜんざいを食しながら山笠を鑑賞す


6.櫛田神社

▲ 博多の総鎮守として有名な櫛田神社。 境内には歴史ある建物や碑などが数多くあります。 ▲ 拝殿の上部分には風神雷神が取り付けられていて、風神をよく見てみるとあっかんべーのポーズをしています。 なんとも珍しいユーモラスな装飾はここでしか見れない珍品です。 ▲ その他、屋根瓦を練り込んだ独特の「博多べい」もあります。 16世紀頃の福岡は明や朝鮮との交易が盛んで、その利権が欲しかった諸国の大名たちによって度々 争奪戦になっていたのだそうです。 そのため、戦火に巻き込まれた博多の町はとても荒廃していたといいます。 それを豊臣秀吉によって復興が命じられ、黒田官兵衛らが中心となって復興が行われました。 そんな中で作られたのがこの廃材を利用した壁です。 櫛田神社にある博多べい は博多の豪商 島井宗室の屋敷跡に唯一残っていたものを移築したのだそうです。 住所:福岡県福岡市博多区上川端町1−41(→ グーグルマップで見る) 関連記事:櫛田神社の あっかんべー をする風神 福岡の人は昔からリサイクル上手だった?!


7.柳橋連合市場

▲ 「博多の台所」という異名を持つ柳橋連合市場ですが、とても活気があります。 その他のこういった商店街が寂れていく中、ここはむしろ新しいお店ができたりしていて元気です。 現在50店舗ほどの鮮魚店や八百屋などが軒を連ねています。 ▲ 柳橋連合市場のホームページの「沿革と経緯」を見ると、

大正7年頃、那珂川にかかる柳橋のたもとで、鮮魚商数人が大八車に積んだ魚を売り出したのが始まりとされ、半田惣助という人が「柳橋廉売市場」と名をつけました。

とのことで、およそ100年の歴史を持つ市場なのだそうです。 なぜ「連合市場」なのかと言うと、以前は「サービス」「中央」「明第一」「明第二」「宝新道」の5つの組合があり、現在よりも細分化された商店街だったそうですが、その5つが合併してできたためだそうです。 早朝からにぎわう商店街は楽しいです。 住所:福岡県福岡市中央区春吉1丁目5−1(→ グーグルマップで見る) 関連記事:福岡市で最もメジャーな(?)レトロ商店街「柳橋連合市場」


8.住吉神社

▲ 「三大住吉」の一つとされる住吉神社。 全国各地にある住吉神社の原点であるという説もあります。 8,107坪をほこる広大な境内には歴史ある建造物や樹木などが数多くあります。 住吉神社前の池はかつてこのあたりが海だったなごりという伝承もあります。→海から約3km離れた住吉神社前の池は海の痕跡?! ▲ 近年作られた古代力士像は勝負事にご利益があるとのことで新たな参拝スポットになっています。 また、住吉神社は芸能の神とも言われており、有名な芸能人もお忍びで参拝に訪れているのだそうです。 住所:福岡県福岡市博多区住吉3丁目1−51(→ グーグルマップで見る) 関連記事:住吉神社にある古代力士の姿を表した像

投稿者プロフィール

Y氏は暇人
2013年より福岡を中心とした九州内外の歴史トリビア、珍スポット、レトロ&シュールネタを紹介するブログ「Y氏は暇人」をスタート。福岡を中心とした九州内外の歴史トリビア、珍スポット、レトロ&シュールネタをほぼ毎日更新。趣味は古地図や古い集合写真など、古い紙もの集め。初の著書となる「知っているようで知らなかった福岡の身近な歴史(仮)」を海鳥社より刊行予定。

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